韓国ドラマ探訪115 「商道」4 手段を選ばず、湾商を追い込む松商・一度は危機を乗り切るサンオク
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作成日時 : 2008/11/08 20:29
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卑劣な手段によって湾商が松商に潰されていく過程がつぶさに描かれています。サンオクの商才で、一度はその危機を乗り切りましたが、2度目の危機は商道にも人道にも反した、人民のための救援米に細工する松商側のあくどい行為によって、湾商は罪を着せられ、都房もサンオクも逮捕され、彼は救われるものの、結局、それが致命的なものになり、湾商は解散を余儀なくさせられます。
こういうダーティーなやり方には義憤を覚え、それが発覚せずにまかり通るところに不自然さも感じますが、大概の善と悪がはっきりしているドラマでは、悪が最後の方までのさばり続けるのが定番です。むろん、最後の最後には、善が勝つというカタルシスが普通は用意されていますが、「海神」のように善なる者の悲劇的な最期が描かれる場合もあります。
湾商の命綱である大定江の船団運営権に打撃を与えるために、船へ放火したり清国商人の大定江の往来を阻止して取引をできなくさせたりと、松商は次々と手を打ってき、湾商は追い詰められ、第一の危機を迎えます。サンオクは新たな場所での商売を開拓しなければ湾商が救われる道はないと、都の漢陽で科挙が行われるということを知り、密かに紙を買い占め都で売ろうとします。科挙が行われるのを知ったのも、人脈を通じてのことであり、サンオクが自ずと築いた人とのつながりは、いろいろなところで生きてきますし、伏線が巧みに張られています。燕京(今の北京)で助けた、妓生として売られていた女性、張美齢も後になって、今度はサンオクを助けるという話につながっていきます。商道は金を残さず、人を残すというこのドラマのテーマが生きてくる展開に見事になっています。
松商のチスは、サンオクの同僚を脅して、紙を買い占めたのを知り、のろし台にのろしを上げて人々に戦いが始まると見せかけ混乱に陥れ、科挙が行われないようにします。紙の価格は暴落して、サンオクは大損し、逆にチス書記は草履を売って大もうけします。しかし、それで負けているサンオクではなく、逆に魚取引で大きな利益を上げます。金の工面がつかなくなった湾商都房は、松商に大定江運営権を譲り渡そうとした寸前、大金を手に入れたサンオクが戻って来て、運営権を譲らずに済みます。
しかし、さらなる陰謀、策略がサンオクや湾商都房を待ち受けていました。一難去ってまた一難という起伏ぶりは、他の 「チャングム」や「海神」などの数多くのドラマと同じであり、そこにサンオク、タニョン、さらにはチェヨンの男女関係が絡んでくるという展開も似たようなものです。
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