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zoom RSS 京都探訪243 大徳寺本坊の特別公開 聚楽第から移築された唐門・法堂での「音禅法要」

<<   作成日時 : 2015/07/28 10:45   >>

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 写真は大徳寺本坊の入口を5月8日に撮ったものです。本坊及び唐門が5月10日まで特別公開されていました。春の特別公開で見たのはここだけでした(今はいくつかの寺社などで夏の特別公開が始まっています)。本坊は三成の墓がある三玄院のすぐそばにあります。三成の参禅の師が大徳寺の春屋宗園であり、大徳寺と三成との関係は浅からぬものがありました(三成の母の葬儀も三玄院で行われました)から、本坊は一度拝観したいと思っていました。利休切腹事件を三成が策謀したものでないことは、今までもたびたび拙ブログで触れてきたように、三成と大徳寺の親密な関係からもわかります。
 大徳寺本坊の中は撮影禁止だったので、本坊の中や庭園、唐門の写真は撮れませんでした。唐門は聚楽第から移築されたものですが、ボランティアガイドの人が、2003年から2005年にかけて行われた解体修理で、聚楽第と書かれた木材が発見されたこと、豊国神社の唐門・西本願寺の唐門と並んで三唐門と呼ばれていることなどが説明していました。
 大徳寺の説明書には、「方丈前庭にあるのが唐門。村上周防守が聚楽第の遺構を譲り受け、明治になって明智門があった今の場所に移建された。この唐門は彫刻や金具の豪華さ、豊富さに特徴があり、日光東照宮の日暮門の模型となっている」と書かれています。
 春の特別公開に当たって、朝日新聞夕刊に公開された寺社が紹介されましたが、この唐門もカラー写真とともに取り上げられています。唐門の華麗さについては、次のように記されていました。
 「渦巻く荒波から跳ね出た2匹の鯉が双竜となり、宝珠を競い求めている。極彩色の彫刻群に菊桐紋の錺(かざり)金具は、何とも絢爛豪華だ」と。
 京都の豊国神社と西本願寺の唐門も豪華な装飾が施され、同じような印象を持ちます。
 大徳寺本坊の方丈前庭は天祐和尚、もう一つある東庭は小堀遠州の作庭です。
法堂にも入れましたが、天井には龍の絵が描かれており、狩野探幽の手になるものです。この法堂で6月6日、「音禅法要」が営まれたという記事が、翌7日の朝日新聞の京都版に掲載されました。「世界的な打楽器奏者、ツトム・ヤマシタさんが『サヌカイト』という石の打楽器を演奏。鐘のような澄んだ音色が響くなか、僧侶や神職らが、読経や祝詞など、それぞれの形で祈りを捧げた」「今年はヤマシタさんの演奏に加えて、石笛や尺八の演奏、天台宗に伝わる声明、今宮神社(北区)に伝わる『やすらい』の踊りなども披露された」などと記されています。
 祈りについては「音楽で心を整え、宗教や宗派を超えて世界平和を祈ろう」とも記され、法堂の中で、伝統と斬新さがコラボした荘厳な意義深いイベントが行われたことに感慨深いものを覚えました。
 
 

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