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zoom RSS 石田三成の実像1593「三成フェス」11 パネルディスカッション2 政策はきちんと描く・人気の背景

<<   作成日時 : 2016/04/06 11:41   >>

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 3月26日に滋賀県立大学で行われた「三成フェス」の「パネルディスカッション」の中で、拙ブログでも前述したように、屋敷陽太郎氏が大河ドラマ「真田丸」において三成のいい面も悪い面も描くと語っておられましたが、それは真田家も同様であって、負の部分も描いているとの言及がありました。確かに、「真田丸」のこれまでのところでも、昌幸は弟の信尹に命じて海津城代の春日信建を謀略で殺していました(これは三谷幸喜氏の新解釈だいうことは前述しました)し、室賀正武を信繁の婚礼の席で返り討ちにしていました(婚礼の日ではないものの、返り討ちにしたのは事実です)。
 屋敷氏は三成について、実務能力にたけた官僚であり、「真田丸」で三成の実施した政策はきちんと描くとも語っておられました。これは大河ドラマとしては、画期的なことではないでしょうか。三成が中心となって実施した、太閤検地や刀狩をはじめとする諸政策を実施したことは、今まで大河ドラマできちんと描かれていたという記憶があまりありません。ドラマとしては、こういうことは地味なことなので、描かれなかったという事情もありますし、第一、三成は今まであまり正当に評価されてきませんでしたから、陰謀家、画策者として描くことはあっても、太平な世を築くのに三成が諸政策を実施して貢献したことに触れられることはありませんでした。わずかに「天地人」では、三成が直江兼続に世を平和にするために頑張っていると言う場面はありましたが、具体的な政策を実行したことはほとんど描かれていませんでした。
 小日向えり氏は三成役が山本耕史さんに決まったことに歓喜したと述べ、「真田丸」では三成と大谷吉継の友情を描いてほしいという希望を述べておられました。歴女は武将と武将の関係性に関心があることも指摘されていました。若い女性が歴史に興味を持ち始めたのは、漫画やゲームがきっかけになっていること、特に三成は「戦国無双」の影響が大きいこと、三英傑よりナンバー2に関心があり、三成などが人気があるのは判官びいきの気持ちが働いていることなども語っておられました。
 松平定知氏は、「歴史秘話ヒストリア」で今回、三成が好きな歴史上の人物として第4位にランクインしたことについて、「その時歴史が動いた」の時には考えられなかったことだと述べ、かつて「日本を動かした歴史上の人物」のアンケート調査をした時に、一位に織田信長、二位に坂本龍馬などと続く中に、三成は全くのランク外だったと紹介されていました。もっとも、堺屋太一氏の「日本を創った12人」(PHP新書)の中で、石田三成が取り上げられていますが、こういう評価は当時は一般にはあまり広がらなかったのもしれません。
 また「その時歴史が動いた」の番組を一本作るのに百日かかり、若い人が担当していることも述べられていました。現在の「歴史秘話ヒストリア」でも同様なのでしょうか。いずれの番組も大阪局の制作です。

 
 

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