関ヶ原の残党、石田世一の文学館

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zoom RSS 石田三成の実像1673 大河ドラマ探訪402「真田丸」66 「秀吉チルドレンそれぞれの正義」1 

<<   作成日時 : 2016/07/22 12:17   >>

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 NHKで放送された「真田丸第二幕まるわかり 『秀吉チルドレン』それぞれの正義 拡大版」で、三成演じる山本耕史さんが、長浜城、三献茶の舞台とされる観音寺、三成の居城であった佐和山、ふもとの龍澹寺、清正の居城であった熊本城、文禄・慶長の役の前線基地であった名護屋城跡(この時は片桐且元を演じる小林隆さん、豊臣秀次を演じる新納慎也と一緒に)などを訪ねていました。
 一方、加藤清正を演じる新井浩文さんが、津軽に逃れた三成の二男重成の末裔である杉山丕(はじめ)氏と会い、代々の墓がある宗徳寺、津軽為信の墓石、重成が持ち運んだ秀吉の木像が安置されている革秀寺を訪ねていました。新井さんは弘前の出身ですが、三成の子が津軽に逃れたことを今まで知らなかったと言っていましたし、新井さんと山本さんの対談の中で、弘前の人々はほとんどこの事実を知らず、もっとこのことを地元から発信していかねばならないと言っていました。これらの事実はオンライン三成会編「三成伝説」(サンライズ出版)で触れられていますし、宗徳寺のことも写真入りで紹介されています。
 この番組では、「真田丸」で加藤清正が三成に向かって「お前には情ってものがないんだよ」と言う場面が流れていましたが、彦根の開国記念館で開催中の「MEET三成展」の映像コーナーでも同じシーンがありました。その場面を見ていた観客が「その通りだ」と言うのが聞こえましたが、こういう描き方では三成のことを誤解されても無理ないと思いました。三成が情がないというのは冷徹な人物だと見なされている江戸時代からの一面的な見方であり、真田信幸宛の三成の書状などを見れば、いかに細やかな人情味あふれる人物であったかがわかります。もっとも、新井さんと山本さんの対談でも、清正と三成は本当はお互い嫌いではなかったという点で、二人は一致していましたが、実際も二人の存在を認め合っていたのではないでしょうか。二人の間に亀裂が入ったのは、後年のことだと思っています。
 まず山本さんは秀吉チルドレンの原風景を見てみたいと長浜城を訪ねていました。長浜城は秀吉チルドレンが出世街道を上り詰めた城であり、自分の役のことについてたどってゆけるっていうのは、役を演じる上で貴重で大事なことだと思うと山本さんは語っていました。山本さんは太田浩司館長の案内で、天守閣の一番上に登って、秀吉や家臣たちが見ていた風景と対面していました。太田氏は建物こそ変わっているものの、見えている風景は秀吉や三成の目線と同じだと思うと太田氏は山本さんに説明していました。遠くに岐阜県と滋賀県の境の山々、近くに三成、清正、正則、且元、吉継らが一緒に所狭しと住んでいた屋敷があったあたり、大きく広がっている琵琶湖などを眺め、山本さんは三成の気持ちに思いを馳せ、心が休まる一方、未来を考えた景色の大きさを感じると感想を述べていました。私も今まで十数回は長浜城の天守閣に登っていますが、秀吉や三成のことを偲ぶお勧めスポットの一つです。

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