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zoom RSS 大河ドラマ探訪437「真田丸」104 大阪歴史博物館での木土博成氏の講演1 大坂夏の陣図屏風の信繁

<<   作成日時 : 2016/10/05 18:25   >>

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 2日に大阪歴史博物館で学芸員の木土博成氏による講演「真田丸」が開かれ、抽選で当たったので行ってきました。大阪府教職員互助組合が主催するもので、木土氏の話によると、2倍近い倍率だったそうです。それで選ばれたのはラッキーでした。もっとも、「真田丸」で昌幸を演じた草刈正雄さんのトークイベントの際は、10倍以上の応募があったそうです。
 講演の後、博物館の常設展、特別展「真田丸」を見ましたが、講演自体は70分ほどで、信繁の生涯や事蹟を語るというものではなく、特別展「真田丸」に展示されているいくつかのものについての解説が中心だったものの、なかなか興味深い内容でした。それを踏まえて「真田丸」展を観賞しましたが、講演会で取り上げられた展示品は特に注目して見ました。「真田丸」展は大いににぎわっていましたが、難波宮や大坂本願寺時代、江戸時代、大大阪時代などの大阪の賑わいを示す常設展の方は、日本人よりも中国人たち外国人の姿の方が多いという気がします。
 まず、「真田丸」展のポスターに描かれている信繁の姿について、説明されていました。これは岐阜市歴史博物館所蔵の「大坂夏の陣図屏風」に描かれている信繁の姿を取り出して拡大したものですが、馬に乗り長刀を右の方に突き出している姿をしています。この絵について、一般の人から質問があり、信繁の足が左の方を向いているが、それは間違いではないかというものでした。木土氏もその質問にはなるほどと思い、美術の専門家に意見を訊いたところ、その描き方でいいとの返事を得ました。すなわち、信繁は一旦体を後ろ向きにして、そこで体をひねって長刀を前に突き出すダイナミックな様子を描写しているのだと。
 この信繁の甲冑には六連銭は付いていませんが、兜には鹿角が付いています。天王寺で戦う、鹿角を付けた兜をかぶっている信繁とその子の大助の姿が描かれている、大阪城天守閣所蔵の「大坂夏の陣図屏風」が紹介されていました。
 鹿角と六連銭は、共に真田家のシンボルであり、それが両方あしらわれた、「鹿角・六連銭紋旗指物」も講演会では取り上げられており、実際、その旗指物を「真田丸」展で見ました。
 会場で買い求めた「真田丸」展の図録には、むろん、この図屏風も掲載されていますが、「徳川方として夏の陣に参陣した筑前福岡藩主・黒田長政が描かせたと伝わる」と説明されています。この図屏風については、拙ブログ記事でも触れたことがありますが、黒い大坂城が描かれている点でも貴重なものです。木土氏は、この図屏風を称して日本の「ゲルニカ」と称されていましたが、大坂方の人々の悲惨な姿がリアルに描かれています。
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