関ヶ原の残党、石田世一の文学館

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zoom RSS 三成の実像2281 「古田織部美術館」の展覧会の紹介記事 茶の湯とキリスト教の共通性・高山右近の家紋

<<   作成日時 : 2018/05/23 15:01   >>

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京都の「古田織部美術館」は訪ねたことがあり、拙ブログ記事でも触れたことがありますが、13日まで「織部はキリシタンか?」という展覧会が開かれていたものの、残念ながら行けませんでした。4月4日付の朝日新聞記事にこの展覧会の紹介記事が掲載されていました。
 その記事では、宮下玄覇(はるまさ)館長の説明が取り上げられていました。すなわち、「茶の湯に大きな影響を及ぼしてきたのが禅宗なのは間違いないが、近年、キリスト教からの影響を指摘する研究が注目されて」おり、「千利休の出身地の堺はその当時、南蛮貿易の一大拠点として栄え、キリスト教の宣教師も多く滞在し」、「利休の7人の高弟『利休七哲』のうち、右近や蒲生氏郷、牧村兵部の3人が入信していたこと」など。
 茶の湯の所作が、キリスト教の所作に類似するものがあることも述べられていますが、新聞記事「異説あり 千利休 切腹してない?」の中の「キリスト教の所作に酷似していた」でも取り上げられていたように、濃茶を回し飲む作法が、「ワインを信者らが聖杯(カリス)から回し飲む作法と似る」ことが挙げられていました。その外にも「茶席では喰籠【じきろう】(菓子器)に盛った菓子を取り回していただくが、カトリックのミサでは聖体皿に盛られたホスチア(無醗酵パン)を聖体として取り回していただくのと似ている」ことも記されていました。
 そういうことから、「即断はできないが、わび茶を大成しようとしていた利休が、キリスト教の清貧の精神を参考にしていたとも考えられるのではないか」という宮下氏の見解が示されていました。
 展覧会では、「九州の唐津や八代で焼かれたと考えられる十字をあしらった茶碗や、『南蛮漆器螺鈿(らでん)七曜紋(高山右近家紋)喰籠』をはじめとしたキリシタン大名の茶道具など約40点が紹介されている」と、その記事には記されています。
 七曜紋について、「歴史人 戦国武将の家紋の真実」(KKベストシリーズ)では、「七曜は七星のことであり、北斗七星を指している。九曜紋と同様、妙見信仰に由来すると言うが、北斗七星は航海の目印であることから、水軍の守り神であった」と説明されています。
 三成の家紋は九曜紋ですが、九曜紋については、「9つの星は古代インドで占いに用いられるなど、古くから仏教における信仰の対象であった。日本でも星に象った9体の仏神が天地左右を守護する図形とみなされ、妙見信仰と結びつき、武家の間で広まったと考えられている」と説明されています。
 七曜紋と九曜紋に共通性があることがわかりますが、石田家は「下がり藤に石」の家紋も用いており、これは石田家が藤原氏の血を引くとされているということに基づくものです。三成が「大一大万大吉」の紋を使ったことも有名ですが。 

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