自作短歌の周辺13 映画探訪24 怪獣映画「ゴジラ」シリーズ・キングギドラ、ゴジラを詠んだ短歌

 「竜の頭三つも持てる怪獣にぞくぞくとせる快感覚ゆ」

 怪獣キングギドラのことを詠んだ自作短歌です。これもモスラを題材にした短歌と同様、少年時代の思いを振り返って作りました。
 昨日の記事でも述べたように、最初キングギドラが現れた時には、悪役として圧倒的な迫力があり、これではモスラだけでは太刀打ちできないと感じさせました。翼を持ち、三つの口から次々と光線を吐き出しましたし、文字通り、三倍のパワーを持っているような描き方です。「古事記」に出てくるヤマタノオロチをヒントに考え出されたものでしょう。怪獣が恐ろしい存在であればあるほど、スリルを覚えました。

 「怪獣に宇宙人まで絡ませてスケール大きなる映画に仕立つ」

 怪獣映画は最初は地球での話でしたが、次第に宇宙まで話が広がり、「三大怪獣 地球最大の決戦」では金星人も登場しましたし、「怪獣大戦争」では、X星人、さらにX星の空飛ぶ円盤まで出て来ました。そのあたりも、当時の自分の目には新鮮なものに映りましたし、わくわく感も高まりました。

 「悪の権化たりしゴジラの観客に迎合してゆく回を重ねて」

 しかし、その一方で、、悪役だったゴジラのイメージが変わって、観客、特に子供に対してウケを狙い、愛嬌を振り向く存在にもなりました。その最たるものが、ゴジラが「怪獣大戦争」の中で、当時大流行した、漫画「おそ松くん」に登場するイヤミの真似をして、「シェー」の動作をする場面でした(今の若者に「シェー」の動作と云っても通じないかもしれませんが)。この場面はどうかと思いました。この映画を見た時には、すでに中学生になっていましたから、批判的に見る目も養われてきたのでしょう。後には怪獣映画は、すっかり子供向けになってしまい、大学生になってからは見なくなってしまいましたが。

 「特撮の技術優れし映画なれば大人の今も観賞に耐ふ」

 特撮監督は円谷英二でしたから、細部にも目が行き届いており、怪獣が町を壊す場面は、その町がミニチュアで忠実に再現されていました。むろん、今のCGの技術には、とてもかないませんが、手作業にしては、本当によく出来ていました。子供の頃に見た怪獣映画が10年ぐらい前までは、テレビの深夜にたまに放映されており、懐かしさに駆られて見ていましたが、ミニチュアで作られたものだとはわかるものの、よく工夫されていると感心するところも少なくなく、十分映画を楽しめました。

 

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