石田三成の実像928 校長室にある安土桃山時代の出土品・三成講座を今後続けるかどうかは微妙

 大手前高校での集中セミナー講座「石田三成の実像」が終わった後、少し休憩を取り、久しぶりに学校食堂で昼食を取ってから、校長室を訪ねました。校長は電話中とあって、室内に展示されている学校敷地からの出土品をしばし見ていました。大手前高校は、豊臣時代、大坂城三の丸があったところに建っている学校であり、校舎を建て替えた時、発掘調査され、安土桃山時代のものも何点か見つかりました。こういうものが校長室にあることは以前から知っていましたが、じっくり見たのは今回が初めてです。
 金箔瓦が3点展示されていましたが、うち2点は桐文です。大手前高校は、豊臣家ゆかりの地に建っているため、校章に桐の紋が付いています。生徒たちは高校と大坂城・豊臣家との関係を知らない者も多く、自分が現役の教職員だった時は、授業でもそのことによく触れたものです。
 電話が終わった後、校長から、展示されている安土桃山時代の出土品の中で、特に珍しいものは刀の鍔(つば)と笄(こうがい)だという説明を受けました。専門的なことは私にもわかりませんが、鍔は形が変わっているということでした。校長はもともと日本史が専門の先生です。
 来年度以降も、集中セミナー講座「石田三成の実像」を続行していくかどうかについては、考慮中であり微妙です。高校生に三成についての啓蒙活動を続けていくのは意義深いことだと思っていますし、豊臣家とゆかりのある高校で、三成のことを語るのも縁を覚えますが、高校1・2年生にとっては内容がマニアックなものではないかという印象が拭いきれません。
 自分が現役の教職員だった時には、授業で三成のことにも少し触れていたので、それで三成に興味を持ってくれて、集中セミナーも受講してくれるというパターンが少なくありませんでした。今年も2年生の受講者の多くは昨年、授業を担当した者たちでした。来年度以降はそういう関係は全くなくなりますから、受講者の人数がもっと少なく、10名に満たなくなる可能性もあります。
 以前、集中セミナー全体の担当者から、話を戦国武将全体に広げれば、より多くの生徒が集まるので、そういう講座を考えてもらえないかという依頼も受けたのですが、少し検討してみたものの、どうも漠然とした内容になってしまいそうなので、やはり従来通り、三成に的を絞ったものにしてしまったという経緯があります。
 ここ数年間の大河ドラマを取り上げて、その内容の虚実について述べることはどうかとも考えたのですが、時間切れになってしまいました。それなら、「天地人」「江」における三成の描き方にも触れられますし、さまざまな歴史上の人物についても述べることができますが、内容を一から考え直さねばなりません。もっとも、そういう講座でどれぐらい生徒の受講者が増えるかはわかりませんが。
 
 
 

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