追悼・やしきたかじんさん 自作短歌 「雨降り止まず」・「その実繊細」

 大阪をこよなく愛する人逝きて悲しむ街に雨降り止まず
 豪放に見えてその実繊細と付き合ひ深き人々の言ふ
 
 やしきたかじんさんを追悼する短歌を何首か詠んでみましたが、まずそのうちの2首を紹介します。たかじんさんの逝去が公式に発表されたのは、7日の午後11時ですが、翌8日は1日中雨でした。8日放送の「ミヤネ屋」(読売テレビ)で、宮根誠司さんは「今日の大阪は朝から雨が降っていて、関西の人たちはみんなきっと泣いていると思います」と言っていましたが、他の番組でも、「涙の雨」と言っている人がいました。そういう大阪人、関西人の気持ちを代弁して作った歌が一首目です。歌の中にたかじんさんの名前は入れていませんが、「人」が誰のことかはすぐわかると思います。しかし、年が経てば、わからなくなってしまう可能性もあります。(やしきたかじん)と括弧付きにした方がいいかもしれません。
 8日放送の毎日放送ラジオの番組「こんちわ コンちゃん お昼ですょ!」の中で、太平サブローさんがたかじんさんは亡くなったと考えるのは辛い、淋しいから「この世を卒業しはった」と考えるようにしていること、それは中村勘三郎さんでも海原しおりさんの逝去も同じように考えていると語っていました。コンちゃん(近藤光史さん)も次のページに進んだと考えていると言っていました。確かにそう考えないと辛いというのは、私ぐらいの年になった者には痛いほどわかります。
 二首目の歌は、コンちゃんや太平サブローさんをはじめとするいろいろな人が言っていることを歌にしたものです。いかに実際は繊細で、いかに気を揉んでいたかということについては、サブローさんがコンサート前後のたかじんさんの様子について語っていました。コンサートの前に酒も煙草も控えているのに歌えなくなって、仲の良い友達を呼び「俺どうしたらええねん」と言うと、「何、気弱になってんねん」と励まされ、「俺、いける気がしてきた」と言い、本番では何事もなかったように歌ったこと。あるいは、歌う前に「歌詞忘れそうや」、「歌詞飛んだらどうしよう」、「音程はずれるとちゃうか」とやたら心配していたこと。それが舞台では反対のエネルギーとなって爆発したこと。コンちゃんはそれを受けて、次のように語っていました。たかじんさんはものごとが終わったら終わったで「あれでよかったんやろか」と反省していたこと、このようにたかじんさんの人生は心配と反省の繰り返しであり、見た目にはたかじんさんの人生はやりたいことを勝手にやったからいいように思えるかもしれないが、これで本人が楽になった気がすること、
 豪放さを示すエピソードには事欠きませんが、1月8日放送の毎日放送ラジオの番組「やしきたかじんさん追悼特別番組」で子守康範さんが「たかじん生JIN JIN」という番組で、たかじんさんは最終回の前回、番組のスタッフとトラブルを起こし、番組に出ないまま帰ってしまうという出来事を紹介していました。ラジオでの子守さんの呼びかけに応じる形で桂坊枝さんがスタジオに来て助けたため、番組は事なきをえたそうです。

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