追悼 やしきたかじんさん 「追悼!やしきたかじんを全部しゃべり倒したらぁ SP」3 味の素事件

 8日に放送された関西テレビの「追悼!やしきたかじんを全部しゃべり倒したらぁ SP」の視聴率は、ベスト20には入っていませんでしたが、2桁を記録し、たかじんさんの関西での人気ぶりを改めて示しました。
 一方先週の読売テレビの「たかじんのそこまで言って委員会」は、関西地区視聴率ランキングの第13位に入っていました。「たかじんのそこまで言って委員会」の方は毎回、出演者同士が激しい言い合いをするのが売りになっていますが、対立構造がほぼ同じですし、喧嘩腰の言い方がうっとうしく感じられてなりません。
 「追悼!やしきたかじんを全部しゃべり倒したらぁ SP」の中で、「東京」の作詞家の及川眠子さんが語っていたように、たかじんさんを全国区にしたいという戦略は見事に当たり実を結びました。東京の人が「東京」をよく歌うことについては、司会の宮根誠司さんが語っていましたし、研ナオコさんは「おしゃれな歌」と話していました。
 また宮根さんは東京人はたかじんさんのことが好きだとも言っていました。もっとも、この点については、たかじんさんは東京の番組(テレビ朝日の「M10」の「男の夜食」のコーナー)で味の素が用意されていないと言って怒り、そのままスタジオから帰ってしまったという、いわゆる「味の素事件」を起こすなどしていますから、たかじんさんに反発したり怖いと思ったりする東京人も少なくないと思われますが。この味の素事件については、当時ゲストとして呼ばれスタジオにいた中山秀征さんが、事の詳細を語っていました。この事件については、「たかじん胸いっぱい」でたかじんさん自身が語っている(2003年放送)ところも流されていました。
 中山さんは次のようなことを語っていました。たかじんさんが東京に進出するとあって、番組のスタッフと何度も入念な打ち合わせをし、詳しい膨大なレシピをファックスで送っていたにもかかわらず、生放送の番組中、レシピに書いていた味の素がスタジオに置いていなかったこと。たかじんさんはそのことに気づいて、まずフロアの人に「味の素はないか」と訊いたものの、即座の返答がなかったため、それでキレたこと。暴れたたかじんさんを中山さん自身「ダメでしょ」と言って体を張って止めたこと。たかじんさんが帰った後、同じくゲストだった大竹まことさんと2人で仕方なくそのレシピに基づき料理を作ったこと。「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」というフジテレビの番組にたかじんさんがゲストに呼ばれた時、上岡さんの計らいでスタジオのセットを全部味の素にして、「これでおまえは帰らんやろ」と言ったことなど。
 たかじんさんはもともと几帳面なきっちりした人であり、また東京進出にかける意気込みにも並々ならぬものがあっただけに、番組のスタッフの対応の悪さに、悔しいような裏切られたような気がして、かっとなったのだと思われます。その気持ちの中には、かつて自分のレコードのキャンペーンに各放送局を回った時、放送局の人が知らぬ顔をしてごみ箱に捨てたことを目撃してキレた悔しさにも通じるものがあったのではないでしょうか。
 

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