東日本大震災から3年・置き去りにされている福島の人々

 東日本大震災から3年。一刻も早い復興を心から願ってやみません。しかし、現状は今なお26万人の方々が避難生活を強いられており、その苦難のほどがしのばれます。
 被災地の中でとりわけ福島県の復興が遅れていますが、復興を阻んでいるのは、原発事故です。収束しているという状況ではありませんし、汚染水処理などの問題が根本的に解決し、廃炉になるのにどれぐらいの時間がかかるか見当もつきません。 
 政府や経済界、電力会社などはこのような福島第一原発の現状を忘れたかのように、各地の原発の再稼働を進めようとしています。
 今後、東京オリンピックの関連施設建設によって、労働力や資材が被災地にまで回らなくなるおそれがあります。また東京オリンピックのスローガンとして「復興五輪」が掲げられていますが、それは名ばかりで、被災地を踏み台にして五輪招致を勝ち取ったものだという印象を受けます。福島の人々の声として、東京に電力を供給してきた自分たちがなぜこんな目に遭わなければならないのか、自分たちのことは顧みられなくなっているという意見を多く聞きます。毎日放送のラジオ番組「こんちわ コンちゃん お昼ですょ!」の今日の放送の中でも、被災地の首長が復興庁に陳情に行った時、でかでかと東京オリンピックのポスターが貼られているのを見て、自分たちは置き去りにされるのではないかと思ってショックを受けたという話を紹介していました。政府や五輪関係者は被災地のことを頭に置いて、五輪への準備を進めてほしいものです。もっとも、五輪組織委員長が浅田真央選手のことについて心ない発言をするような現状では、五輪関係者にも期待が持てないかもしれませんが。
 地震が起こった2時46分、私は番組「こんちわ コンちゃん」で復興支援ソング「花は咲く」が流れる中、犠牲者を追悼して黙祷しました。
 また読売テレビの「ミヤネ屋」も見ましたが、宮根誠司さんたちは富岡町から中継していました。時間が3年前から止まったままのような、悲惨な光景が広がっていました。また今月4日に公開された福島第一原発4号機の内部の映像も流されていました。原子炉建屋の内部も3年前と全く同じ光景であり、めちゃくちゃに壊れた状態のままでした。地下の汚染水も手つかずの状態であり、緑色に変色していました。電源もなく、ライトがなければ真っ暗です。なぜこのような状態のまま放置しているのかという問いに対しては、先にすることが一杯あり、建屋まで手が回らないという答えでした。4号機でこういう状態だから、メルトダウンを起こしている1号機・2号機・3号機は全くどういう状況か分からないと、番組では説明されていました。
 原発事故の惨状を直視しなければならないと改めて思いましたし、再稼働を進めようとしている人々にも、この現状をしかと見つめてほしいものです。

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