ドラマ探訪15 自作短歌の周辺19 大阪探訪32 「ごちそうさん」7 公開セット2 活男の戦死

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 写真はNHK大阪放送局の「ごちそうさん」の公開セットを3月22日に撮ったものです。西門家の台所あたりの様子を撮りました。
 奥に玄関が続いており、公開セットのチラシには、「玄関から台所まで土間が続く『通り土間』が特徴で、台所や道具などで、時代の変遷を表現しています」と記されています。
 また台所についての説明パネルには「め以子が嫁いだ当時は『へっついさん』(カマド)が主流でした。このカマドセットで、実際にご飯を炊くこともできます。
 長年使っている雰囲気を出すために、火口の周りにはススで黒くなったようなエイジングを施しています。大正末期は3口使用していますが、昭和の設定になるとガスが徐々に普及してゆくことから、火口に蓋をし『アサガオ』(ガスコンロ)を主に使用してゆくという変化をつけています」と記されています。
 上方落語に「へっつい」がよく登場し、「へっつい幽霊」なる出し物もあるぐらいですが、小さい頃は「へっつい」がどのようなものかわかりませんでした。
 め以子がこの台所で、さまざまなアイデアを出して工夫を凝らした料理を作るのが、このドラマの毎日の楽しみでした。しかも、高級食材ではなく、身近な食材や、ともすれば捨てるような食材を使って、「うまいもん」を作るところが、いかにも大阪らしいという気がします。朝の連続小説で、半年続けて見たのは今回が初めてです。退職して時間ができたということもありますが。今までの連続ドラマの総集編は何回か見たことがありますが。
 「こぢそうさん」を題材にして次のような歌を詠みました。
 
 「食ひ倒れの街にふさわし料理にて人喜ばすテーマのドラマ」

 和枝のいけずぶりには憤りを感ずるなどしましたが、いずれは和解することになるのだろうという思いでドラマを見守ってきましたし、戦争という暗い時代も、め以子の持ち前のガッツ精神を生かして乗り越えてゆくと思っていたら、公開セットを見た日の夜中に、22日分のドラマを録画で見た時には、ひどくショックを受けました。次男の活男の戦死が決定的となって、西門家で供養の食事がふるまわれ、活男の霊も参加するという場面が描かれていたからです。以前の回で活男の戦死の知らせが届いた時も、誤報であり、いつか生きて帰ってくるのだろうと思っていました。なにしろめ以子の料理の精神を受け継いだ子供ですから、戦後活躍するのだと信じていました。活男が志願して軍隊に行ったことを、止められなかっため以子は、心の中に一生消えない傷を残すことになり、残酷な展開だという気がしました。むろん、その時代は多くの家で、戦争の犠牲者が生まれたという厳然たる事実はあるのですが。

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