自作短歌の周辺22 たかじんさん追悼歌(再掲載)・百田尚樹氏の「殉愛」出版を取り上げた番組に感涙

 毒舌を吐くも本音の発言に胸すく思ひする人多し

 この短歌も日本歌人クラブ編「2014年版 現代万葉集」(NHK出版)に掲載した、やしきたかじんさんを追悼する3首のうちの1首です。これも以前に拙ブログ記事で紹介した短歌ですが、今でも懐かしいたかじんさんの映像を見るたび、「胸すく思ひ」を味わっていますし、改めて彼のような本音を語ることができる人が少なくなったという気がしています。
 百田尚樹氏がたかじんさんの最後の2年間を描いた本を書いていたとは、先週の金曜日に放送されたTBSの番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」を見るまで知りませんでした。東京のテレビ局がたかじんさんことを2時間にわたって扱うこと自体が異例であり、また本の発売日に放送されたことも、宣伝番組の一つではないかと気にはなりましたが、百田氏が本を書くに至った経緯、書くのを決めた後の徹底的な取材、それによって分かったたかじんさんとさくらさんの出会いから、たかじんさんの壮絶な闘病生活、献身的なさくらさんの看病ぶり、それらの圧倒的な事実に衝撃を受け感動の涙を禁じ得ませんでした。大阪出身の百田氏が、大阪を愛した同じ大阪人のたかじんさんの本を書くというのは、たかじんさんの遺志だったとは云え、これ以上ふさわしいことはないと感じました。
 その翌日、テレビ大阪の番組「たかじんNOマネー」のスペシャル版でも、同じテーマで放送されましたが、大阪局の制作というだけあって、いつもの出演者に混じってたかじんさんと関係が深かった人々が登場したり、多数の人のコメントを取り上げたりして、地元色を十分に出していました。
 この番組にも感動しましたが、一番心に響いたのは、さくらさんから番組の視聴者や関係者に宛てた手紙でした。週刊誌の記事でこころないことを書かれて傷つき、一時はたかじんさんのあとを追いたいと考えたこと、そのような時、番組の出演者やスタッフなどには励まされ精神的に救われたこと、百田氏の本でたかじんの本当の姿を知ってもらい、同じような病気で闘っている人に少しでも勇気を与えられたら嬉しいこと、百田氏の取材を受けている時、闘病などの辛いことや悲しいことを思い出して何度も泣いて取材を受けるのを中止し「本を出すのをやめたい」と言いながらも、一緒に泣いて励ましてくれた百田氏に感謝していること、これからもみなさんに対する感謝の気持ちを忘れずたかじんさんの残した想いや夢を叶えていけるよう大切に生きていこうと思っていることなどが綴られていました。
 さらにその翌日の読売テレビの番組「たかじんのそこまで言って委員会」では最後に、副委員長の司会者である辛抱治郎さんがこの本を紹介していましたが、これほど綿密なことを書いたドキュメンタリー本は今まで読んだことがないと言っていましたし、出演者の津川雅彦さんが、さくらさんと百田氏が会っていたことを目撃したことがあるが、この本の取材のためだと今初めて知ったと述べていました。

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