自作短歌の周辺20 音楽探訪24 コブクロさんの歌う「大阪恋物語」・関西最強アルバムに「なめとんか」

 日本歌人クラブ編「2014年版 現代万葉集」(NHK出版)に、やしきたかじんさんを追悼する歌を3首掲載しました。いずれも拙ブログ記事で紹介したものですが、そのうちの1首を改めて記します。

 大阪をこよなく愛する人逝きて悲しむ町に雨降り止まず

 たかじんさんという注は歌には入れていませんが、誰のことかはわかるはずですし、かえって名前を出さないことで、普遍性をもたせた内容にしたつもりです。
 関西テレビの「たかじん胸いっぱい」(10月4日放送)で、コブクロさんが「大坂の陣400年音楽祭」でたかじんさんの「大阪恋物語」を熱唱したこと、及びその歌を歌った経緯が紹介されていました。このコンサートの半年ぐらい前に、コブクロさんがどういう歌を歌おうかと考えていた時に、たかじんさんの家族からたかじんさんの書いていた手記が届き、その中に「コブクロ→大阪恋物語」と書かれており、そのたかじんさんの思いを受けて、小渕健太郎さんは「大阪恋物語」を歌うことを黒田俊介さんに相談したところその曲に即決したこと、当日歌を歌い終わった後に、小渕さんが「音楽を引き継ぐことは、魂を引き継ぐ、言葉を引き継ぐということになるので、たかじんさんのライブを見たことのない人でも、今日僕らの声を通してこんな歌なんだと知ってもらえたのかなと思って感動しました」と言い、黒田さんは「楽屋に帰って来たら、ウチの社長が号泣してたんですよ。すごいよかったと。そういうことが本当に嬉しいと思いますよ」と言ったことなどが紹介されていました。実際、コブロクさんの熱唱も放送されていましたが、その番組では一部しか流れていなかったので、残念に思っていたら、同じ関西テレビの番組「音楽ノチカラ」(10月23日深夜放送)で曲全体が放送されており、その曲を聴いて胸にじーんと響きました。しみじみと聴き入って涙を流している観客が多くいたところも画面に写っていました。
 毎日放送の番組「カンサイ サイコー アルバム」(10月15日の深夜放送)で、関西出身の出演者たちが話し合って関西ゆかりの曲のベストアルバムを14曲を選んでいましたが、たかじんさんの「なめとんか」も入っていました。「大阪恋物語」も「なめとんか」もいずれも奇しくも女性の立場に立って、それぞれ違う状況の設定になってはいながら、大阪弁による独特の言い回しで女心の機微を歌い上げた、余韻が深い名曲です。いずれもこれからも歌い継いで行ってほしい歌です。
 もっとも、この番組では選曲は大阪を中心にしたものであり、京都や神戸にちなんだ曲も選んでほしかったという思いを持ちましたが、これを選んでもらえたのかと嬉しく思った、予想外の曲もありました。そのあたりについては後述します。

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