京都探訪293「京博寄託の名宝」展1 伝源頼朝像・宝誌和尚立像・伝野々村仁清作の香炉・狩野正信作の図屏風

 先週、京都国立博物館の平成知新館で開催中の「京博寄託の名宝」展を見に行きました。各地の神社仏閣などから寄託されている国宝、重要文化財を中心に約140点展示されていました。3階から1階にかけて見ごたえのあるものがずらりと並んでおり、一通り見て回るだけでも2時間近くかかりました。京都で国際博物館会議が開かれたのを記念して開かれていたもので、入場料金も安くなっていました。
DSCN7189.JPG神護寺所蔵の「伝・源頼朝像」は、前にも見たことがありますが、「伝・平重盛像」と並んで展示され、その大きさに圧倒されますし、肖像画らしく気品に満ちています。昔、歴史を習った時、頼朝像としてこの絵が教科書に載っていましたが、足利直義像ではないかという説が出たこともあって、今は掲載されていないようです。
 DSCN7190.JPGまた西往寺所蔵の宝誌和尚立像も、以前に見たことがありますが、最初は非常に驚きました。実在した和尚ですが、和尚の顔が割れて、観音の顔が現われるところを表したものです。和尚の肖像画を描こうとしたところ、さまざまな仏の顔が現われて、絵が描けなかったという話に基づいています。
 写真のその横に写っている「色絵蓮華香炉」は、野々村仁清が作ったと伝わるもので法金剛院所蔵、銅鐸は弥生時代(2世紀)のもので、京都府与謝野郡与謝野町から出土し、梅林寺が所蔵しています。
 DSCN7191.JPG 写真の向かって右側の絵は、狩野正信が室町時代(15世紀) に描いた「竹石白鶴図屏風」で、六曲一隻の一部です。大徳寺の塔頭の真珠庵の所蔵です。初期狩野派の名作で、白鶴が絶妙な姿で描かれており、目を惹かれます。

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