京都探訪304 「円山応挙から近代京都画壇へ」展 応挙の襖絵・呉春から始まる四条派

DSCN8142.JPGDSCN8141.JPG京都国立近代美術館で開催中の「円山応挙から近代京都画壇へ」展を夫婦で見に行ってきました。会場はたいそう賑わっていました。応挙から始まる円山派、呉春から始まる四条派の画風は、京都近代画壇に受け継がれ、竹内栖鳳、上村松園などを生みましたが、それらの数々の画家の作品が多数展示されていました。とりわけ目を引いたのは、兵庫県美方郡香美町香住の大乗寺の襖絵です。応挙と一門が描いたものですが、展示されているのは一部なので、実際、襖絵が165面もある全体像を一度見てみたいと思いました。香住はカニで有名なところです。
 襖絵の中に、円山応挙が描いた「郭子儀図」がありますが、巨大な葉でいろいろな遊びをしている子供たちの姿がほほえましく、それを見ている唐代の政治家、郭子儀の姿も印象的でした。どこから見ても視線が合う「八方にらみ」の手法が使われています。
 応挙は写生画を極め、呉春は応挙の写生画に与謝蕪村の抒情性を加え、独特の画風を作り上げました。応挙の写生図巻は、さまざまな動植物を克明にリアルなタッチで描いています。
DSCN8146.JPG京都国立近代美術館四階からの眺めがいつ見ても素晴らしく、気に入っています。目の前に平安神宮の大鳥居があり、そのすぐ向こうに京都市美術館があります。来年春には、京都市京セラ美術館としてリニューアルオープンされますが、どのように生まれ変わるのか楽しみにしています。東山連峰も比叡山も間近に見えます。
展覧会のメイン会場は三階ですが、四階も第二会場になっていますし、企画展の展示品の他にも美術館所蔵の数多くの作品も展示されており、それを見るのも楽しみです。
 

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