音楽探訪37 京都コンサートホールの「おんがくア・ラ・カルト 『華ひらくチェンバロ演奏』」 濱田あやさんの優雅な演奏

 DSCN8471.JPGDSCN8467.JPG 17日、京都コンサートホールのコンサート「おんがくア・ラ・カルト」を聴きに行ってきました。今回は濱田あやさんによるチェンバロ演奏でしたが、そのバロック調の優雅な音色に酔いしれました。アンコールで、「オーバー・ザ・レインボー」の編曲を演奏されましたが、濱田さんは芦屋市の出身で、阪神・淡路大震災25年の日ということもあって、思いを込めたその調べに胸が熱くなり、感慨深く聴き入りました。この曲は、武光徹氏によってギター用に編曲されたものですが、濱田さんはさらにそれをチェンバロ用に編曲されました。
チェンバロを演奏することになったきっかけについて、濱田あやさんはプラハのモーツァルト博物館(今はないそうです)でチェンバロを弾いてみて、その音色に魅了されたからだとおっしゃっていました。昨年は「世界の九人のチェンバリスト」の一人に選ばれています。チェンバロはピアノとは違って弦を弾くという仕組みで、そういう意味では弦楽器などと共通していること、五種類の弾き方ができること(実際に弾いてその音色の違いを観客に聴かせ、それを取り入れたヘンデルの曲を演奏されていました)、チェンバロの曲を作ったバッハ、ヘンデル、スカルラッティは国は違いながらも奇しくも同じ1685年生まれであること、演奏したチェンバロ(京都コンサートホール所蔵)はフランス人が作ったもので、濱田さんとは旧知の仲で、このコンサートの模様は録画してそのフランス人に見てもらうことなども話しておられました。
ナビゲーターの高野裕子さんが、スカルラッティとラモーの曲の演奏の前に、二人の作曲者の功績について解説されていました。親指が他の指と比べて短いため、それまで差別されて親指を使わないような曲が作られていたのに対して、二人は親指も使って演奏する曲を作ったことと、右手と左手を交差させる曲も作ったこと。
 プログラムの最後に、デュフリの曲が演奏されましたが、濱田さんはデュフリの曲ばかりを演奏したCDを出されており、コンサート後、ロビーでサイン会も催されていました。
 

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