自作短歌の周辺37 「歪められた歴史」と題する拙歌・権力者によって文書が改竄されたり廃棄されたりするのは今も変わらず

DSCN8911.JPG 森友問題で自殺した近畿財務局の職員の遺書が公開され、文書の改竄を指示したのは佐川元理財局長だったという内容が明らかになりました。隠された真実がようやく表にでてきたという思いがすると共に、自殺した人の苦悩と怒りが生々しく記されおり、心が痛みました。しかし、政府も与党も財務省も、再調査する気は全くなく、逃げの姿勢に終始しています。安倍政権のこういう説明責任回避の、それでいて独断的に事を進めるやり方はずっと変わりません。
 1月末に発行した巻雲短歌会の歌誌(一年ぶりの発行で、短歌会創設五十年記念号にもなっています)に、「歪められた歴史」と題する拙歌を20数首掲載しました。その中の一部は次のようなものです。

 人事権握る政府の言ひなりになる官僚のあまりに多し
 まともなる議論もせぬまま法案を次々通す与党の横暴
 政権に都合の悪き文書類廃棄さるるは今も変はらず
 徳川家に刃向かひしゆゑ三成の書状多くは処分されたり
 権力者によりて文書の改竄が行はれたるも世の常なるか

 政権に不都合な文書の廃棄や改竄がされるのは、江戸時代も現在も変わらないということを歌に詠み、ついで関ヶ原の戦いについて、いかに徳川家に都合のいいように潤色されてきたかを明らかにし、最新研究にもとづいた戦いの真の姿を歌に詠んでいます。
 安倍政権の行なってきたことを、きちんと検証するためにも、記録や文書は残しておかねばならず、それを勝手に処分したり改竄したりするのは許されないことです。

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