「ひょっこりひょうたん島」の復刻版に貢献した伊藤悟少年の克明なノート・伊藤氏「ひょうたん島大漂流記」

 人形劇と云えば、中学時代から高校時代にかけてNHKで放送された「ひょっこりひょうたん島」が強烈なインパクトを残しました。平日の午後5時45分から15分間の放送でした。この時間に間に合うように、学校から急いで帰ったものでした。
 動くひょうたん島が、さまざまな不思議な国に漂着し、島の住民たちがそこで冒険を繰り広げるというロマンあふれる物語です。その後、再放映を求めてそれを実現させる会も結成されましたが、当時のビデオが残っていず、脚本を書いた井上ひさしさんの手元にある台本もかなり失われており、復刻するのは不可能かと思われました。ところが、伊藤悟という少年が「ひょうたん島」を見ながら5年間にわたって番組の内容をセリフまで克明にノートに書き留めていたことがわかり、そのノートも大いに活用されて、復刻版制作につながりました。その復刻版を私は懐かしい思いで見ましたし、またDVDにも録画して保存しています。
 DSCN9197.JPG 伊藤氏の書いた「ひょうたん島大漂流記」も持っていますが、「ひょうたん島」に関することが事細かに掲載されており、貴重なガイドブックです。世の中にはすごい人がいるものだと改めて感じます。
DSCN9204.JPG DSCN9202.JPG「ひょっこりひょうたん島」で、一番好きなキャラクターは、ダンディでした。ニヒルで、声が渋く、口笛も格好よく、存在感がありました。元ギャングですが、島民の危機を救い、島の保安官になります。最後、ひょうたん島の国連加盟が認められますが、ダンディを国際警察に引き渡すという条件つきだったため、島民投票の結果、国連加盟は諦めてダンディを選びます。
 大統領のドン・ガバチョは、破天荒で明るいキャラで、彼が歌う「ドン・ガバチョの未来を信ずる歌」はよく覚えています。「今日がだめならあしたにしましょ」などという歌詞に、ガバチョの人生観が表れており、「風と共に去りぬ」のヒロインのスカーレットの生命力につながるものがあります。ガバチョが、「摂政関白太政大臣 藤原の朝臣(あそん)ドン・ガバチョ ゴム長」と名乗ることもあり、それにも笑いを誘われました。
 トラヒゲは元海賊で、金もうけしか頭になく、そのためいろいろな騒動を起こす困り者的な存在でした。 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント