朝日新聞「今こそ見たい 子供向け教育番組」の第1位は「ひょっこりひょうたん島」大人も楽しめ深いものがある人形劇・個性的なキャラ揃い

 朝日新聞の土曜版の「今こそ見たい」のコーナーで、「子供向け教育番組」として、読者のランキングで一位に「ひょっこりひょうたん島」、二位に「おかあさんといっしょ」、三位に「ピタゴラスイッチ」が選ばれていました。
 「ひょっこりひょうたん島」は、「子供向け教育番組」の範疇には入らないほど、大人が見ても楽しめ、パロディーに富んでいながら内容的にも深いものがある人形劇でした。私が見ていたのは中学・高校の時ですが、後年リメイクされたものを録画して残しています。リメイクできたのは、前にも拙ブログで触れたように、当時、毎日テレビを見ながらすべて克明に書き取っていた伊藤悟少年のノートの存在が大きかったのですが、残念ながらリメイクされたのは一部でした。
 一番見たかったのは、犬が支配する国が舞台の「ブルドキアシリーズ」でしたが、これはリメイクされませんでした。冷酷なピッツ長官が敷く恐怖政治には、正直ぞっとしましたし、緊迫感がありました。「マジョリタンシリーズ」は、三人の魔女が出てきますが、人形が恐ろしい顔に変化するのも印象的で、これはリメイクされました。「海賊シリーズ」もリメイクされましたが、宝探しのヒントとなる謎めいた歌もよく覚えています。
 ひょうたん島の大統領のドン・ガバチョを演じたのは藤村有弘さんですが、リメイク版ではすでに故人になっておられたため、名古屋章さんに代わりました。藤村さんのイメージが強すぎたため、名古屋さんもやりにくかったのではないかと思います。わけのわからない言葉を駆使してしゃべりまくり人をけむに巻く、天衣無縫のガバチョのキャラはとりわけ存在感がありました。一番好きなキャラクターは、マシンガン・ダンディで、元ギャングのニヒルな感じがなんとも云えず、口笛も粋で、それでいて悪をやっつける頼りになる存在でした。海賊のトラヒゲはお金にしか目がなく、嘘もよくつくトラブルメーカーでした。登場人物それぞれが個性的なキャラ揃いで、ストーリーも奇抜なものでしたが、井上ひさしさんの脚本がそれだけ冴えていた証です。
 DSCN0468.JPGDSCN0472.JPGDSCN0470.JPG 写真は伊藤悟さんの「ひょうたん島大漂流記」(飛鳥新社)から撮ったものです。
 

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