映画探訪47 「タイタニック」2 科学への過信・極限状況に置かれると本性が表れる・生徒の感想の一部

 タイタニックという名前は、ギリシア神話の巨人族であるタイタン(ティターン)族に由来しますが、タイタン族は、ガイア(大地)とウラノス(天空)の間に出来た息子たち、娘たちの計12神を指します。なお、西洋文学を研究する者にとっては、ギリシア・ローマ神話と聖書の知識は必須です。またラテン語は、大学の文学部の西洋文学専攻者たちにとって、在学当時は必修科目でしたが、今もそうでしょうか。フランス語、スペイン語、イタリア語はラテン語から派生しています。
 タイタニック号の事故は、科学への過信が生み出したものだとも云え、そういうことも授業では押さえました。また人間が極限状況に置かれると、いかにエゴを出し醜い存在になるか、また反対に自分のことは差し置いて人のためになることをするか、そういう人の本性が表れるということにも触れました。
  映画「タイタニック」を見た大阪府立堺工業高校の生徒たちの感想の一部を紹介します。
 
 「乗客は皆パニックなのに、音楽をやめなかった演奏者の人たちはかっこいいと思った」
 「人が生きるために他の人を浮きの替わりにしていて、それほど生きたいのかわからなかった」
 「人間のいやらしさが見える場面に、とても暗い気持ちになりました」
 「ジャックが盗んだことにするために仕組んでいたのがいやらしかった」
 「男と女の究極の愛の形を見た」
 「助かったうちほとんどが金持ちでせこい」
 「人の地獄を見たような感じだった。すさまじく怖かった。しかし、あれが真実だと思う」
 「面白くない。CG処理が手に取るようにわかる」
 「かなり緊迫感のあるシーンが多かった」
 「あの悪役の人は汚い」
 「人が死んでゆく姿は、あまりに惨すぎました」
 
 なお、持っていた映画のビデオテープは、ビデオデッキが壊れてしまったため、何年か前に、多数あったビデオと共に、廃棄処分してしまいました。
 
 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント