音楽探訪55 「加山雄三ラストショー」のライブビューイング3 「君といつまでも」の台詞の「君」とは「ファン」のこと・3年前からギターはほかのメンバーに任せる

加山雄三さんが、10月の野外フェスに出演するとオフシャルサイトに出ていました。「ラストショー」の成功が後押ししたのではないでしょうか。「ラストショー」で、コンサートを引退してからも音楽活動は続けること、未発表の曲がたくさんあるのでそれも世に出したいと語り、会場からも大きな拍手が起こりましたから、できるかぎり続けてほしいという気持ちは、ファン共通の思いだと感じました。
 「ラストショー」では、自分の曲以外では「明日に架ける橋」を英語で歌っていましたが、「マイ・ウェイ」は歌われていませんでした。以前、NHKの番組「ミュージックポートレート」の中で、加山さんも黒柳徹子さんも人生の最期に聴きたい曲として、偶然にも「マイ・ウェイ」を選んでいました。「ラストショー」で歌うのは、まだ早いと思われたというのはうがち過ぎでしょうか。
  NHKの「ニュースウォッチ」で、「ラストショー」3日後のインタビューの内容が放送されていました。その中で、加山さんの次のような言葉が特に印象に残りました。
 「『君といつまでも』の台詞を言った時、君とは『ファン』のことで、『僕は君といるときが一番幸せなんだ』って、みんなといるとき、いまが一番幸せなんだ」という気持ちを込めたこと。
 「引き際って言うのはあるんだなって。そこで決断を出すのは自分しかいないからさ、これ以上迷惑をかけてはいけない」ということなど。
 映画館のライブ・ビューイングでも会場の雰囲気は伝わってきましたが、会場独特の熱気は、会場にいた者でないと実感できないように思います。映画館でも拍手を送るなどしていましたが、比較的静かでした。「ニュースウォッチ」では、会場に来た人にもインタビューし、会場の様子も少し映し出されていましたが、彼らのその熱い思い、テンションの高さを感じることができました。「ライトショー」をじかに見ることができなかったのを残念に思う一方で、映画館でじっくり歌を静聴できたのはよかったとも思っています。
 「ニュースウォッチ」では、加山さんが3年前に腰を圧迫骨折して、ギターはほかのメンバーに任せることが増えたことにも触れられていました。加山さんと言えば、ギターやピアノを弾きながら歌う姿が目に焼き付いています。ももクロの玉井詩織さんが、若大将を襲名した時に、加山さんからギターをプレゼントされ、一緒に「蒼い星くず」を弾いた思い出を、「ラストショー」のパンフレットの中に書いていますが、その映像は見たことがあります。「蒼い星くず」も「ラストショー」で歌われていました。
DSCF0280.JPG 写真は「加山雄三ラストショー」の公式パンフレットの購入特典として付いていたポスターです。パンフレットには、本人のインタビューをはじめ、数々の写真も交えた「音楽人・加山雄三ヒストリー」、バンドの人々らのインタビュー・座談会、音楽界のいろんな人々からのメッセージ、弾厚作作曲全リストなど盛りだくさんの内容です。作曲数は公式に発表されたものだけでも、593曲に及びますから、未発表のものも含めると、相当な数にのぼります。
 

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