自作小説「守護神」17 第6章(その3) ※注 小説の時代設定は1970年代です

 怜子はさもあきれたといったような表情をして、 「それなら、何もわざわざ私の所まで来る必要はなかったんじゃない。電話で言えば済むことなんだから。いいえ、そんな言い方はないわね。訪ねて来てもらったことを光栄と思わなくっちゃね。でも、あなたの部屋に行くのは気が進まないな」 「どうして」 「だって、昔ながらの下宿でしょう。おばさんに監視…
コメント:0

続きを読むread more