旅行記303 講演会出席を兼ねての5ヶ月ぶりの近江旅行5 醒井宿2 問屋場・十王水・西行水・食堂で「三成めし」は食べられず

DSCF0013.JPG13日の午前中、醒井宿を散策しましたが、江戸時代の問屋場が残っています。問屋場とは、宿場町を通行する大名や役人に人足や馬を提供し、荷物を積み替えるなどの引き継ぎ事務を行っていたところで、醒井宿には問屋場が7~10軒あったと、説明掲示板に記されていました。
 DSCF0983.JPG ヴォーリズが設計に携わった旧醒井郵便局が現在、資料館になっています。創建されたのは大正4年ですが、昭和9年以降、一部改修されています。
 醒井宿には、地蔵川の源泉である「居醒の清水」の他に、「十王水」と「西行水」という水にまつわるスポットがあります。
DSCF0989.JPG 「十王水」は、平安時代の中期に、天台宗の僧である浄蔵貴所によって開かれたもので、最初は「浄蔵水」と呼ばれていましたが、近くに十王堂ができたため、「十王水」とよばれるようになったと云われています。浄蔵貴所は、祇園祭の山伏山のご神体になっており、法力によっていろいろな奇跡を起こしたという逸話が残っています。
DSCF0059.JPG 「西行水」は、やはり平安時代に法相宗の僧である仲算が開いたもので、「仲算結縁水」とも呼ばれています。「西行水」と呼ばれているのは、後年、ここを訪れた西行にまつわる話が残っていることにちなみます。西行が飲み残した茶の泡を飲んだ茶店の娘が懐妊したという話、この泉から西行がもらい受けた小石を茶店に預けたところ、この小石から絶えず水滴がしたたり落ちたという話など。これらの話には後日譚がありますが、それは省略します。
 地蔵川に咲いていた水中花の「梅花藻」は、年間の水温14度前後の清流にしか生息しないということですが、確かに澄み切った川の流れでした。絶滅危惧種「ハリヨ」の産卵場所にもなっています。
DSCF0072.JPG 駅前の食堂「かなやキッチン」でニジマスを使った押し寿司の「三成『推』」というメニューを食べようと思ったのですが、店の人に訊くと、あいにく予約制だということでした。仕方なく「ニジマス丼」を注文しましたが、とろけるような新鮮なネタで、味にも堪能しました。次回は予約して「三成めし」を食べたいと思います。

"旅行記303 講演会出席を兼ねての5ヶ月ぶりの近江旅行5 醒井宿2 問屋場・十王水・西行水・食堂で「三成めし」は食べられず" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。