テーマ:映画探訪

映画探訪35 「ひまわり」 戦争のせいで引き裂かれた夫婦の物語・リュドミラ・サベーリエワも出演・一面のひまわり畑の…

 映画「ひまわり」を三十年ぐらいぶりに見ました。戦争のせいで引き裂かれた夫婦の物語で、往年の名作です。改めて見ても、切なくて悲しく、胸打たれます。夫婦役はソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニというイタリアを代表する名優ですし、ロシア女性として、「戦争と平和」のヒロインを演じた、リュドミラ・サベーリエワが出演しています。彼女の出…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

音楽探訪38 古関裕而さんの「人気投票ベスト盤」の記事・名前を初めて知った「オリンピック・マーチ」・「六甲おろし」…

 朝ドラ「エール」は毎日見ていますが、モデルになっている古関裕而さんの「人気投票ベスト盤」の記事が朝日新聞に載っていました。古関裕而という名前を初めて知ったのは、東京オリンピック開会式を実況中継するアナウンサーが「古関裕而作曲のオリンピック・マーチ」と言っていた時です。開会式の模様は、当時買ってまもないリール式の大きなテープレコーダーに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大阪探訪143 映画探訪  半世紀前、上六映画劇場・上六地下劇場・上六大映で見た映画

 半世紀前、上六でよく通った映画館がありました。一つは今の新歌舞伎座付近にあった、一階の上六映画劇場(洋画)、地階の上六地下劇場(邦画)です。小学生新聞を取っていた時、日曜の朝に使える子供用の映画割引券が付いており、それでたくさん見ましたが、その時代でよく覚えているのは、「妖星ゴラス」(星が地球に衝突しそうになり、それをどう防ぐかという…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

京都探訪305「ヌーベルバーグKYOTO」のランチ・グラノーラコーンに入っている京野菜・名物のタルトタタン・皿に往…

 京都国立近代美術館の「円山応挙から近代京都画壇へ」展を見に行く前に、先に夫婦で昼食を取りました。地下鉄京都市役所前駅近くにある「ヌーベルバーグKYOTO」のランチです。まず京野菜のオードブルが出ましたが、グラノーラコーンに入っており、こういうオードブルは見たことないので、新鮮に映りました。メインは選べたので、白身魚のドリアのグラタンに…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪 ソ連版「戦争と平和」 国家の威信をかけて作られた圧倒的なスケールの作品・リュドミラ・サベーリエワに魅せら…

ソ連がかつて制作した映画「戦争と平和」のDVDを見直しました。十数年前に購入したものですが、全7時間に及びます。学生時代に見たのは、4時間近い総集編でした。 ナポレオンのロシア侵攻を時代背景にして、ピエールと、その親友のアンドレイ、そしてナターシャをめぐる壮大なドラマです。アンドレイとナターシャが舞踏会で踊る場面、ナポレオンとロ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪 「荒野の七人」 「七人の侍」の翻案映画化権をユル・ブリンナーが買い取って西部劇に・スターが輩出

 テレビで映画「荒野の七人」シリーズ四作が放映されていましたが、やはり第一作目が一番よく出来ているという印象を受けました。ユル・ブリンナー、スチーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ボーンなどのスターが勢揃いで(というより、この作品の成功でスターになった俳優がほとんどでしたが)、それぞれのガンマンの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪31 世界の民話探訪36 「美女と野獣」 ディズニー版とフランスの元の話

 ディズニー版の映画「美女と野獣」がテレビ放送されましたが、フランスのボーモン夫人が十八世紀に編集した物語に基づいているものの、いろいろな点で大きく違っています。ディズニー版では、ヒロインのベル(美しい女性という意味のフランス語)に横恋慕する男が登場し、さまざまな陰謀を巡らし、民衆を扇動して野獣のいる城まで攻め寄せますが、そのような男は…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

追悼・終戦から70 年 映画探訪30 「日本のいちばん長い日」 高1の時に初めて知った直前の反乱

 終戦から70年。私は戦後生まれですから、太平洋戦争のことは直接知りませんが、子供の頃から両親に戦争の話をたびたび聞かされましたし、家の近くの四天王寺には傷痍軍人さんの姿をよく見かけましたし、太平洋戦争関連番組も当時の映像を交えてよく放送されていました。父親は兵として中国戦線に送られましたし、母親は岐阜で空襲に遭い、長良川に飛び込んだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

京都探訪248 イノダコーヒー 映画探訪 高倉健さんの映画雑感 落語探訪 桂春蝶さんの「昭和任侠伝」

 写真は「イノダコーヒー三条店」のコーヒーとチーズケーキのセットを一昨日に撮ったものです。  前述したように、高倉健さんがこの店をよく訪れてチーズケーキを注文していたということが、朝日新聞の夕刊関西版記事に出ていました。その記事には、健さんは「包装のセロハンを丁寧にはがし、いつもおいしそうに食べていたという。現在、店で提供するチーズケ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪28 大阪探訪67「プリンセス・トヨトミ」 舞台となった空堀商店街・天皇は京都に戻るべき

  写真は空堀商店街を昨年の10月10日に撮ったものです。この時は空堀商店街の西側の入口から入り、商店街を横断しました、写真に写っているところは、上町筋との交差点です。  訓原重保氏の「豊臣期大坂城の外郭を歩く」(「歴史読本」2014年11月号所収)には、「上町筋が外郭の堀を渡る部分には、『天王寺口』が存在したと考えられる」と記されて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

京都探訪193 「京の七夕」の福本清三氏の行灯メッセージ・中島貞夫氏の新たな時代劇映画に期待

 写真は「京の七夕」の際の福本清三氏の行灯メッセージを8月12日に撮ったものです。「どこかで誰かが見ていてくれる」と書かれていますが、福本氏の人生観をよく表した言葉です。  50年以上時代劇で斬られ役に徹してきた福本氏の初主演映画「太秦ライムライト」が、ファンタジア国際映画祭で、最優秀作品賞を受賞し、福本氏も最優秀主演男優賞受賞の栄冠…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪27 音楽探訪19  「エレキの若大将」と「君といつまでも」 加山雄三さんの80歳の夢

 加山雄三さんが、長年苦楽を共にしてきた奥さんと別居状態にあることを知って、ファンとしては、ちょっぴり寂しい気がしました。むろん、これは当人同士の問題ですから、他人が口を挟めることではないのですが。奥さんの松本めぐみさんが、加山さんと結婚する前、映画「エレキの若大将」に出演していたことを懐かしく思い出します。  私が若大将シリーズの映…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

五輪で聴くフランス語・かつてはよく見ていたフランス映画・五輪報道の過熱ぶり

 五輪の時はフランス語でもアナウンスされるので、それを聴くのが楽しみの一つです。私が学生の頃はフランス文学がさかんであり、フランス映画もたくさん入ってきていましたから、フランス語やフランス文化がもっと身近なものとしてありました。男優ではアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが双璧でしたが、私はアラン・ドロンのファンで、当時彼が出演す…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

自作短歌の周辺17 映画探訪26 「戦争と平和」のナターシャ、ソチ五輪に登場・ソ連版映画

 永遠の女性となりて胸に生く「戦争と平和」のヒロイン、ナターシャ  学生時代に作った短歌です。この歌を思い出したのは、ソチ冬季オリンピックの開会式で、ロシアの歴史が紹介され、その中で、トルストイの名作「戦争と平和」の一場面である舞踏会の場面が再現されていたからです。むろん、ナターシャ役のバレリーナも登場し、華麗な踊りを披露していま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪25 亡きジュリアーノ・ジェンマさんのマカロニ・ウェスタン「怒りの荒野」「星空の用心棒」

 先月、ジュリアーノ・ジェンマさんが亡くなったという訃報に接して、深い悲しみを覚えました。  ジュリアーノ・ジェンマさんは好きな外国の映画俳優の一人でした。高校生から大学の時に、彼の主演するマカロニ・ウェスタンはテレビか映画館で大半見ました。映画館と云っても、小遣いはわずかでしたから、2本立ての安い映画館を利用しました。大阪にはキタの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

自作短歌の周辺13 映画探訪24 怪獣映画「ゴジラ」シリーズ・キングギドラ、ゴジラを詠んだ短歌

 「竜の頭三つも持てる怪獣にぞくぞくとせる快感覚ゆ」  怪獣キングギドラのことを詠んだ自作短歌です。これもモスラを題材にした短歌と同様、少年時代の思いを振り返って作りました。  昨日の記事でも述べたように、最初キングギドラが現れた時には、悪役として圧倒的な迫力があり、これではモスラだけでは太刀打ちできないと感じさせました。翼を持…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

自作短歌の周辺12 映画探訪23 怪獣映画「モスラ」・モスラを題材に詠んだ短歌

「怪獣と小さき美人の取り合わせにファンタジックなる雰囲気の増す」 「蚕さながら東京タワーに繭作りしモスラに少年ならではの夢持つ」  10年程前に怪獣映画「モスラ」を題材に詠んだ自作短歌です。  ザ・ピーナッツの伊藤エミさんが今年6月に逝去されました。ザ・ピーナッツと云えば、自分にとって一番強い印象となって残っているのは、怪獣映…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪22 「タイタニック」 生存率が歴然と違う階級社会のひずみ・身分違いの男女の悲恋

 100年前の今日、4月15日に豪華客船タイタニック号が沈没しました。1997年に製作された映画「タイタニック」が3D化されて、現在、劇場公開されています。3D化された映画は私は見ていませんが、この映画を10年程前、授業の中で生徒に見せて感想を書いてもらい、またプリントで内容を押さえたことがあります。  この映画は1997年度のアカデ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪21 「地雷火組」3 倒幕のためではなく、平和のために爆薬を使おうとする一団

 50年前に製作された時代劇「地雷火組」の題名は、爆薬開発に携わっている集団の名から来ており、黒川弥太郎扮する森下大蔵が長という設定でした。森下たちは京都の北山で爆薬実験を繰り返して、技術を改良していました。森下は言わばダイナマイトを発明したノーベルのような人物であり、爆薬の開発を平和のために使おうと考えていました。ノーベルはダイナマイ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪20 「地雷火組」2 裏切り者なれどその娘への思いのために斬れない桂小五郎

 若い里見浩太朗が演ずる桂小五郎は、むろん実在の人物であり、「龍馬伝」にも登場していますが、かつての映画「地雷火組」で戸田重蔵の娘の夏絵と恋をするのは架空の話です。夏絵を演じているのは花園ひろみであり、時代劇には欠かせない女優でした。彼女は俳優の山城新伍と結婚しましたが、離婚し、その山城新伍も鬼籍に入りました。個人的には、山城新伍は子供…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪19 「地雷火組」1 五十年前の里見浩太朗が長州藩士・桂小五郎を熱演

 里見浩太朗と云えば、現在では「水戸黄門」の黄門様であり、大河ドラマ「龍馬伝」では、千葉定吉を演じていますが、今から50年前に里見浩太朗が長州藩の桂小五郎を演じた「地雷火組」という時代劇がテレビで放映されており、若くて颯爽とした里見浩太朗の姿に惹かれて最後まで見てしまいました。この映画は、当時、前編・後編と二回に分けて映画館で上映されて…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪18 「学校の階段」2 階段部疾走レースのルール

 生徒会長の中村あづさがそれだけ階段部を嫌うのは理由がありました。階段部はそもそも彼女と現部長の刈谷謙吾が創設したものであり、二人が競走中に事故が起こり、彼女は自分を取るか部を取るかと刈谷に迫りましたが、刈谷は部を選んだため、中村はそれを恨んで、廃部活動への取り組みを始めたのです。愛が憎しみに変わっただけに、中村は徹底的に部員たちへの攻…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪17 「学校の階段」1 階段や廊下を疾走してタイムを競うという奇想天外な部活動

 「学校の怪談」のもじりかパロディのような映画かと思っていたら、全く違いました。階段部という聞いたこともない面白い発想の、高校の部活動の話です。学校の施設や階段を走ってタイムを競うという単純ながら相当ハードな運動系クラブです。  櫂末高彰のライトノベルが原作ですが、主人公が映画では女生徒になっており、黒川芽以が演じています。途中、彼女…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪16  「ラット・ゲーム」 父親がネズミに変身

 テレビの深夜番組でやっていた日本未公開映画ですが、父親が突然小さなネズミに変わるという話で、ある朝起きたら突然毒虫に変身していたというカフカの小説「変身」を思わせるような内容であり、どう話が展開するのかと興味深く見てしまいました。家族に邪魔者扱いされるところは、「変身」と同様であり、娘は自分の婚約者にこのような父親の姿は見せられないと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪15 「連作短歌・リトルマーメイドと人魚姫」

 これも以前ブログで取り上げたディズニー映画「リトル・マーメイド」とアンデルセンの童話「人魚姫」との比較を題材にして、連作短歌にしたものです。  人魚姫の話は西洋特有の話であるらしく、中国や日本では人魚の話は出てくるものの、姫とはほとんど無縁なようです。ただ、一部の書物には人魚を美女と書かれたものも存在します。  日本や中国では、顔…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪14 「デスノート」2 Lの犠牲的精神

 「デスノート」のキャラクターとして興味深いのは何と言っても、探偵のLです。いかにもおたくっぽい青年であり、菓子を食べたり飴をなめたりしながら推理をめぐらします。目の淵が黒く、異様な印象を受けますが、頭脳を働かせるのに糖分は必要ですから、そういう形で栄養補給しているのは一応理にかなっています。  デスノートにはいろいろなルールがあり、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪13 「デス・ノート」 カミュの戯曲「戒厳令」との共通性

 名前を書くとその人物が死んでしまうという「デス・ノート」を手に入れた主人公のライト(藤原竜也)が、「キラ」となって犯罪者を次々に殺してゆくという話で、それはまさに現代版必殺仕事人といった趣きの内容です。もっとも、仕事人は裏で仕事を行うのに対して、「キラ」は自分の正体を明かさないものの、その存在を人々にアピールし誇示します。極悪人をやっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪12 「必殺シリーズ」

 年末年始、かつての必殺のスペシャル版を七夜連続でテレビ放映していました。一度見たものばかりですが、自分の歩んできた道と重なり、胸にこみ上げるものがありました。  パターンはいつも決まっています。恨みを呑んで死んでいった者の代わりに、仕事人たちが悪人たちをやっつけるというものですが、殺しの場面にはお馴染みの長調の曲が流れますし、やっつ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪11 「ペーパー・チェイス」  ハーバード・ロースクールの厳しさ

 この間、「韓国ドラマ探訪・ラブストーリー・イン・ハーバード」で取り上げたかつてのアメリカ映画「ペーパ・チェイス」のパンフットであり、30年余り前のものです。最近でこそ、映画のパンフレットは高くて買う気がしませんが、私が学生時代は150円ぐらいのものでしたから、当時、何十冊と集めました。追々それらの映画を紹介してゆくことにして、まずは「…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

映画探訪10 東野圭吾原作「変身」 「山月記」や「夏の香り」との共通項

 脳の一部が主人公である純一(玉木宏)に移植されるという内容の映画ですが、むろん、現在の技術では無理であり、将来も倫理的にはありえないことかもしれません。脳の一部が移植されてしまうことで、純一の人格が微妙に変わっていきます。実は自分の頭をピストルで撃った強盗犯の脳の一部が、自分に移植されていたことが分かり、凶暴な性格に変わってゆきますが…
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more