テーマ:漫画探訪

ドラマ探訪10漫画探訪47「半沢直樹」ロケ地の梅田スカイビル・「特派員メモ台北 半沢とアンパンマン」

 写真は梅田スカイビルを10月25日に撮ったものです。ここの空中庭園も「半沢直樹」のロケ地に使われました。この日はエレベーターで上へ上がり、空中庭園の入口まで行きましたが、中へは入りませんでした。この後、阪急百貨店、グランフロント大阪に立ち寄った後、谷町九丁目まで地下鉄に乗り、この日除幕式があった生國魂神社の織田作之助の銅像を見に行く予…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪46 朝日新聞記事「被災地を励まし続けた アンパンマンのマーチ」 ・歌詞に見られる思想再掲載

 3月10日付けの朝日新聞土曜版に「被災地を励まし続けた アンパンマンのマーチ」と題する記事が出ていました。  アンパンマンの主題歌が東日本大震災で傷付いた人々を勇気づけているという記事はすでに昨年の3月26日付の朝日新聞記事に「アンパンマンの歌 被災者励ます」と題して掲載されています。アンパンマンの主題歌を放送するラジオ局が相次ぎ、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪45 「サザエさんをさがして・クリスマスケーキ」 昭和17年にイブを祝った海老名香葉子氏

 今年は節電の影響からか、近所の家々のクリスマスのイルミネーションも縮小しています。日本ではクリスマスは戦後祝うようになったのかと思っていたら、明治の文明開化と共にクリスマスが一般化し、明治中頃には宗教色が薄まり、商業主義が前面に押し出されるようになったと、朝日新聞の土曜版「サザエさんをさがして」の「クリスマスケーキ」の中に書かれていま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪44 手塚治虫「火の鳥・望郷編」4 欲望に支配されたために滅亡の道をたどる星

 地球に潜入したロミとコムは人間(コムはムーパーですが)だということが分かり、警察に追いかけられますが、密入国者(その一人の顔はブラックジャックの顔をしていますが、これも手塚治虫のサービス精神の現れです。ブラックジャックがアウトロー的な存在ですから、共通項があります)に助けられ、湖と山のあるところに行きます。そこはロミが生まれ育った島の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪43 手塚治虫「火の鳥・望郷編」3 地球から外に出た者はシャットアウト

 ロミとコムが最初にたどり着いたのは、高熱のために焼けただれた星であり、そこでは人々がのたうちまわっていて、さながら灼熱地獄の世界でした。ここには、手塚治虫の闇の部分が垣間見えますが、彼の空襲体験が色濃く反映しているような気がします。  さらに地球連絡員の牧村がロケットから彼らの岩に乗り移ってきて、油断しているうちに牧村のロケット…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪42 手塚治虫「火の鳥・望郷編」2 火の鳥のおかげで星が繁栄するも地球に帰りたくなるヒロイン

 10年後、ロミは人工冬眠から再び蘇り、カインの長男のロトと夫婦になります。実際はロミはロトの祖母ですが、計30年冬眠していたのですから、年齢的には30歳若いという計算になります。しかし、こういう奇想天外なストーリー展開は手塚治虫の面目躍如たるものがありますが、話はさらにSF的な発展を見せます。  カインの三男のエベルは発明家であり、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪41 手塚治虫「火の鳥・望郷編」1 子孫を残すために人工冬眠をする女性

 久しぶりに手塚治虫の漫画「火の鳥・望郷編」を読み直しました。「火の鳥」シリーズの第6巻に当たりますが、今でも十分読み応えのあるSFものです。まずいきなり火の鳥が登場しますが、自分の本体は宇宙にみなぎった生命のエネルギーのちょっとしたかたまりであり、人間の目から見て鳥に見えるだけだと語ります。手塚治虫はフェニックスや鳳凰の話にヒントを得…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像658 漫画探訪40  山田芳裕氏「へうげもの」における三成7 山上宗二事件に関与?

  山田芳裕氏「へうげもの」においても、大河ドラマ「江」と同様、三成が千利休切腹事件に大きく関わっていたという描き方をされています。まず方広寺に利休がサイコロ型の巨大な数奇屋を作り、それを見た三成が大仏殿より目立つ建物を作るとは無礼千万であり、いずれ天罰が下る日が来るだろうと言い放ちます。この場面で三成の利休切腹事件への関与を予感させま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像643 漫画探訪38  山田芳裕氏「へうげもの」における三成5 北野大茶湯2

ふるた  山田芳裕氏「へうげもの」では、古田織部は北野大茶湯において奇想天外な茶室を設けますが、三成はそれを阻む者として登場します。古田は松の枝の上に二畳敷きの茶席を作りますが、窓を開けると北野の森の絶景が見えるように場所の選定に7日をかけた数寄者ぶりを示し、それが効を奏して当日は大評判となり250人が訪れます。  しかし、そこに三成…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像640 漫画探訪37  山田芳裕氏「へうげもの」における三成5 北野大茶湯

 大河ドラマ「江」で北野大茶湯のことは「江紀行」で取り上げられていたものの、ドラマとしては登場人物たちの口を借りて出てくるだけでした。「へうげもの」では、秀吉が催す北野大茶湯を千利休が批判する言葉を織田長益(有楽斎)に対して吐いていました。本質のない形だけの「わび」の美が流布するのは、何も広まらぬよりたちが悪いと言い、茶の湯には結局、台…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像639 漫画探訪36  山田芳裕氏「へうげもの」における三成4 天下三肩衝 

 「へうげもの」の中で三成が秀吉によって堺奉行に任じられた時、秀吉に謁見した大友宗麟が「新田」の肩衝を秀吉に贈る手筈になっていると秀吉が述べている場面があり、そのことに関連して、三成が天下三肩衝の話を出していました。そのうちの一つ「初花」は秀吉の手元にあり、これで島井宗室の持っている「楢柴」が手に入れば、信長の念願だった天下三肩衝が揃う…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像638 漫画探訪35  山田芳裕氏「へうげもの」における三成3 茶が面白くない理由 

石田三成が堺奉行に任じられた時期について、太田浩司氏の「近江が生んだ知将」の中の略年譜で天正14年6月14日と書かれています。このことについては相川司氏の「石田三成」でも取り上げられていますが、同日、上杉景勝と直江兼続は大坂城で秀吉に謁見しており、上杉家との取次を務めている三成が堺奉行に任じられるのは唐突な感がするし、三成の具体的な事…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像637 漫画探訪34  山田芳裕氏「へうげもの」における三成2 堺奉行・三成の茶 

 「へうげもの」の中で、秀吉の妹の朝日を家康の妻として送り込んでも、家康が何も言って来ない場面で、秀吉が三成に堺の奉行を任せるという話が出てきています。秀吉が三成を堺奉行にしたのは、博多の商売仇となる堺衆が下手なことをせぬようにさせるためだと言い、これからは博多・九州を起点にして朝鮮や明を目指すと明かします。また秀吉が三成に今までつらく…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

石田三成の実像636 漫画探訪33  山田芳裕氏「へうげもの」における三成1 眉毛のない堅物

 山田芳裕氏の「へうげもの」は古田織部を主人公にした漫画ですが、その第4巻(4服)まで読み進みました。漫画ですから、奇想天外な内容になるのは致し方ない面がありますし、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは無関係だということわりが入っており、好感が持てます。大河ドラマも史実を無視している部分が多いのですから、「このドラマはフィ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪32 「アンパンマン」の作者やなせたかし氏のインタビュー記事2 最初は大人のメルヘン 

 やなせたかし氏は今の「アンパンマン」を描く前に大人のメルヘンとして描いたことがあるとインタビュー記事でおっしゃっています。その時は汚いマントを着て、よたよた空を飛ぶ丸顔のおじさんであり、髪の毛もあったと云いますが、私もどこかで見た覚えがあります。戦争で飢えた子どものいる国に、アンパンを配りに行きますが、国境を越えたために撃ち落とされる…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪31 「アンパンマン」の作者やなせたかし氏のインタビュー記事1 正義とは飢えた人を助けること

 拙ブログで「アンパンマン」分析をしたことがあります(2007年6月21日から26日付)が、「アンパンマン」の作者であるやなせたかし氏が朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」と題するインタビュー記事に出ておられます。91歳で現役の漫画家ということ自体素晴らしいことであり、こちらも元気をもらったような気分になりますが、やなせ氏はそのインタビュ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪30 「三つ目がとおる」3  三つ目族滅亡の原因 ピラミッドや酒船石に対する自由な解釈

 かつてあれだけ繁栄していた三つ目族が滅んだことについて、作者の手塚治虫は作品の中で次のように説明しています。レムニア大陸が沈没してしまったことも大きな要因ですが、それ以上に、文明が進みすぎて、生き物を殺し、山や川や海を汚し、自らの文明に毒されてしまったのが最大の原因だと。これはわれわれの現代文明に対する作者が発している大きな警告でもあ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪29 「三つ目がとおる」2 かつて世を支配していた三つ目族

 変身前と変身後に大きくパワーが違ってくるものとして、たとえば「仮面ライダー」があります。と言うより、改造人間としての自分を本郷猛の時は隠しているわけで、仮面ライダーになった時に、自分のパワーを十二分に発揮できます。しかし、本郷猛の時も仮面ライダーの時も共に正義に与するという点では共通してしますし、見ている方もそれほど違和感は覚えません…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪28 手塚治虫「三つ目がとおる」1 両面性を持つ写楽・千代子

 この作品の主人公は写楽保介という中学生ですが、言わば2つの顔を持っています。普段は授業に全くついていけない、低学力の生徒であり、授業妨害まがいの行為をして、教師も手を焼いている問題児です。幼稚園児がそのまま学生服を着ている天真爛漫な子とも言えます。  その彼が額の真ん中に貼ってある絆創膏をはがすと、第3の目が現れ、ぼうっとしていた表…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪27 「ブラックジャック」7 命が助かって喜ぶキリコ

 作品「小うるさい自殺者」の自殺願望の少年は、尿毒症で瀕死の少女と出会い、彼女の苦しむ姿を目のあたりにすることによって命の尊さに気がつき、彼女を愛し始めます。少年はキリコの作った安楽死装置を破壊し、自分の腎臓を提供することで、彼女を救おうとします。彼はブラックジャックに手術を頼みますが、ブラックジャックの台詞もなかなか粋で余韻が深いもの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪26 「ブラックジャック」6 キリコの医者としてのプライド

 ブラックジャックがキリコの父の命を手術して助けようとした時にも、彼は作品「二人の黒い医者」や「されどいつわりの日々」の時と同じ空しさを味わうことになります。やっとの思いでキリコの父の気管の穴を発見して穴をふさぐことに成功しますが、その前にキリコは父を安楽死させるために、毒を注射してしまい、せっかくのブラックジャックの手術が無になってし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪25 「ブラックジャック」5 安楽死を請け負うキリコ

 「ブラックジャック」には、キリコという人物が登場しますが、安楽死を金で請け負う医者であり、金で手術を請け負うブラックジャックと正反対の立場に立つ医者です。しかし、両者とも黒い服を身にまとっていることで、二人の反社会的なアウトローとしての人物像が浮き彫りになっているわけですし、医学の表と裏の部分を二人の姿を借りて言い表しているのでしょう…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪24 手塚治虫「ブラックジャック」4 父親への復讐と和解

 ブラックジャックが本間博士に手術してもらって命が助かったことによって、医者を目指すという話は、野口英世が医学を志すようになった経緯と似たところがあります。野口英世は不自由になった手を医者に手術して治してもらったことに感謝して、自分も医者になることを決意しますが、手塚治虫の頭には野口英世のことがあったのかもしれません。  ブラックジャ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪23 手塚治虫「ブラックジャック」3 少年の時に本間博士に命を救われた体験

 「ブラックジャック」は20ページから30ページぐらいの短編ばかりで、全部で240編ほどあります。主人公がどういう人生を歩んで来たかは、個々の作品に少しずつ散りばめて語られており、全部読み通せば分かる仕組みになっています。そのあたりが手塚治虫の偉いところですし、彼の頭の中には、初めから主人公の全体像がおおよそ出来上がっており、それらを小…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪22 手塚治虫「ブラックジャック」2 医者としての温かい目となしうることの限界

 「ビノコかえる」という作品の中では、ブラックジャックはわざわざ医師免許をくれるという医師連盟との会合をすっぽかして、行方不明のピノコを捜し続けていますが、医師免許より人の命の方がずっと大事であるというヒューマニティ精神が彼の心に生きている証です。  ブラックジャックは人間に対してだけではなく、広く動物に対しても温かい目を持っています…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

漫画探訪21 手塚治虫「ブラックジャック」 法外な手術代を取る意味

 「白い巨塔」の財前教授にしろ、チャン科長にしろ、手術の名人ですが、手塚治虫の「ブラックジャック」もまた天才的な手術医です。しかし、彼らとは違うところは医師免許を剥奪されたもぐりの医者であり、法外な手術代を要求する点です。むろん、金をためる目的を彼は持っているという設定にはなっています。母親を植物状態にした犯人を突き止めるための資金にす…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪19 「三国志」4 曹操の不遜、張飛の酒乱

 関羽は呉軍に捕まっても、呉に味方することを拒み、首を刎ねられます。しかし、劉備の怒りを恐れた呉は関羽の首を魏の曹操の元に送って、責任逃れをします。曹操は丁重に関羽を葬って、懐の深さを示します。かつて関羽は劉備がなくなったと思って、曹操軍に加わりましたが、劉備が生きているのを知って、密かに曹操の元から去りました。しかし、曹操はそれを咎め…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪18 「三国志」3   関羽の油断と侮りが命取りに

 漫画「三国志」は第42巻、43巻に至って、お馴染みの登場人物であった関羽、曹操、張飛が次々と死んで行き、無常観を覚えます。劉備と義兄弟の契りを結んだ関羽と張飛がいずれも、魏の曹操によってではなく、呉によって殺されてしまうのは、皮肉なめぐり合わせですが、これも三国鼎立という、三つ巴の世だったからで、話の面白さもそこにあります。敵と味方で…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪18 「連作短歌・アンパンマンとドキンちゃんの世界」  

 以前、このブログで「アンパンマン」について取り上げましたが、アンパンマンやドキンちゃんの世界をテーマにした連作短歌を作ってみました。ブログの内容を短歌にしただけであり、詳しい内容については以前のブログを参照してください。  困れる子に顔をちぎりて分け与ふアンパンマンの犠牲精神    強き正義なしと言ふごとヒーローは顔分けやれ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漫画探訪17  横山光輝「三国志」2 黄巾の乱 劉備の人徳と和尚の死の微笑

 60巻に及ぶ横山光輝の「三国志」の最初は黄巾の乱です。その頭領の張角は教祖的な存在であり、漢の乱れた世を直すと言う意味で作られた団体で、当時の腐敗した状況をなんとかしたいという農民たちの不満がそれに凝縮した形です。彼らは黄色のきれを頭にゆわえましたが、旗には「蒼天已(すで)に死す 黄夫当(まさ)に立つべし 歳甲子に在りて 天下大吉」と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more