関ヶ原の残党、石田世一の文学館

アクセスカウンタ

zoom RSS 石田三成の実像1591「三成フェス」9 小和田哲男氏の基調講演7 三成が秀吉の不祥事の尻ぬぐい

<<   作成日時 : 2016/04/04 14:30   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

 
画像
写真は3月26日に滋賀県立大学で行われた「三成フェス」のロビーで撮ったものです。石田三成に扮した人が持っているのは、先月27日付の拙ブログ記事にも添付した、大河ドラマ「真田丸」で三成を演じる山本耕史さんが「出陣式」のイベントで書いた「大一大万大吉」の旗印です。その横に写っているのは三成をモデルにした猫キャラクター「いしだみつにゃん」と大谷吉継をモデルにした敦賀市公認キャラクターの「よっしー」です。「三成フェス」には滋賀県だけでなく、敦賀市や大垣市の関係者も出席し、大きなイベントになっていました。
 昨日の「真田丸」の最後の予告編に、山本さん演じる三成や片岡愛之助さん演じる大谷吉継の姿がちらっと映り、来週からのドラマの内容に大いに期待が膨らみました。
 さて、「三成フェス」の小和田哲男氏の基調講演「今、石田三成を再評価する」ですが、「おわり」と題して、千利休切腹事件、豊臣秀次切腹事件、朝鮮の役などの秀吉が晩年に起こした不祥事の際、三成が尻ぬぐいをして、損な役割を果たしたことが、三成奸臣説につながったと述べられていました。もっとも、残り時間がほとんどなかったということもあって、それらについて詳しい説明はありませんでしたが。
 この点について、小和田氏の「石田三成」(PHP新書)には、秀吉の不祥事に、三成が汚れ役を引き受けたことが具体的に記されています。そのうち秀次事件については、拙ブログで以前触れましたが、次のように記されています。
 「首謀者は三成ではなかった。首謀者といえば、わが子秀頼への盲目的な愛に溺れてしまった秀吉その人ということになる。実子秀頼に豊臣の家督を、そして天下を譲りたいと考えた秀吉が、秀次を追いつめてしまったわけである。
 では、この場面で、どうして三成が悪者にされたのだろうか。結論からいえば、秀次の処罰のことに直接タッチしたのが三成だったからである」と。
 秀次事件については、これも拙ブログ記事で前述したように、秀吉は秀次を高野山で蟄居させようとしたにもかかわらず、秀次がその意思に反して切腹したという、矢部健太郎氏の新たな見解が出されており、今後のさらなる研究によって事件の真相が解明されることを願います。
 千利休切腹事件については、小和田氏の同書には、「三成が関わっていたことは確実だ」と記されていますが、三成と大徳寺の特別な関係からしても、三成が切腹直前まで関東にいた(博多に行った可能性もあります)ことからしても、画策したとは考えられません。 
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
石田三成の実像1591「三成フェス」9 小和田哲男氏の基調講演7 三成が秀吉の不祥事の尻ぬぐい 関ヶ原の残党、石田世一の文学館/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる