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zoom RSS 大河ドラマ探訪409「真田丸」75 「知恵泉 戦国武将・宇喜多秀家と豪姫」2 浪費家?改宗を命じる?

<<   作成日時 : 2016/07/31 11:06   >>

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 大河ドラマ「真田丸」では、これから関ヶ原の戦いへ向かってドラマが進んでいくにつれ、秀家が登場する機会が増えてくるのではないかと想像されます。
 NHKで放送された番組「知恵泉 世界一の夫となるには?戦国武将・宇喜多秀家と豪姫を」で、昨日付の拙ブログ記事で秀家が秀吉に鷹や竹を多数の贈答や戦役の出費などが、家臣の中には領国経営の負担になると不満を述べる者がいたことなとが取り上げられていました。
 猿楽については、番組では取り上げられていませんでしたが、猿楽についても、多額の出費がされていました。
 大西泰正氏の「豊臣期の宇喜多氏と宇喜多秀家」(岩田書院)には、これについて、秀家が贅沢で浪費家でありその金を捻出するため、検地をおこなったとする「戸川家譜」の記述が取り上げられ、それに対する反論が示されています。「秀家による鷹狩・猿楽に関する出費を、遊興費ではなく、豊臣政権下における大名としての交際費である」とのしらが康義氏の見解も取り上げられています。
 「知恵泉」では「愛情を隠すな」というポイントが挙げられていました。その説明として、秀家は側室を置かず豪姫だけを愛し二男一女の子供を授かったものの、豪姫は産後の日だちが悪く、体調を崩し、秀家は愛する妻を救いたいという気持ちから、地元の法華宗の寺に病気治癒の祈祷をしたこと、しかし効果がなかったので、家臣に改宗を命じたこと、朝鮮出兵で、秀家が総大将として行った際、豪姫が秀吉に手紙を記し、「戦に出ているわが夫を必ず無事に返してほしい」と記し、秀吉はそれに答えて、「秀家は必ず無事にそなたのもとに返す」と返事を書き、秀家に対しては細かな指示を出し、いくさ上手な小早川隆景を指導役をつけ、手厚いバックアップしたことなどが挙げられていました。、
 「真田丸」では、秀家が、出兵の準備を整えている三成の前に秀家がやってきて、「わしは向こうにはいつ渡れるのだ?一刻も早くいくさがしたいのだと」と訊き、三成は「第八陣でございます。総大将は後からゆっくり乗り込むもの」と答えていました。ここには、血気にはやる秀家の姿、豊臣家のために尽くそうとする秀家の姿勢がよく出ていました。
 「知恵泉」で描かれていた秀家が家臣に改宗を命じたという件に関しては、大西氏の同書に、豪姫の「快癒祈祷の不始末を理由に、日蓮宗を排撃したとの確固たる微証はない。この時期、秀家かキリスト教をすすんで布教させ、家臣たちに(日蓮宗)の改宗を強いたという証拠も存在しない」と指摘されています。番組の描き方は、編纂史料などの記述に影響されているものと思われます。
 

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