旅行記193 出雲旅行7 小泉八雲記念館・小泉八雲旧居 小学生の時に強い印象を受けた短編小説「かけひき」

DSCN7550.JPGDSCN7552.JPGDSCN7553.JPG 松江散策は、松江城の北側に出て、堀のそばにある小泉八雲記念館とその隣の小泉八雲旧居へと回りました。
 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)はギリシャ生まれのイギリスですが、明治23年に英語教師として来日し、松江に赴任します。元松江藩士の娘のセツと結婚し、この旧居で半年間、新婚生活を送りました。この後、熊本に移り、さらに神戸・東京に居を移します。八雲が日本に帰化したのは、明治29年のことです。
 小泉八雲と云えば怪談で有名ですが、小学生の時、先生が話してくださった短編小説「かけひき」の話の内容が、妙にいつまでも強い印象となって残っていました。長い間、それが八雲の小説だとはわかりませんでした。先生も出典をおっしゃらなかったので、どこに書かれている話か気になっていました。
 話の概要は次のようなものです。
 ある武士が、罪を犯した男を斬首しようとした時に、その男は、「俺を殺せばおまえたちに祟ってやる」と武士たちに言ったところ、その武士は「もし俺たちに祟るというのなら、首を落とされた時、目の前の石にかじり付いて見せよ」と言います。男は「きっと石にかじり付いてやる」と答え、首を落とされた瞬間、その首が石にかじり付いたため、みんなは恐れに震え上がりますが、武士はけろっとしていました。武士が言うには、「あの男は石にかじり付くことだけを念じて死んだため、恨みはそれで消えてしまい、怨霊となって祟ることはできない」と。実際、その男が祟ることはありませんでした。
 小学生の私は、この話になるほどと納得し、武士の賢さに感心すると共に、刎ねられた首が出てくるだけに、不気味な感じもしたために強いインパクトを受けたわけです。

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