旅行記221 日本文学探訪128 オンライン三成会の人々との徳島・淡路島旅行16 阿波踊りのモニュメント・阿波踊りを詠んだ俳句

DSCN8729.JPGDSCN8861.JPG徳島と云えば阿波おどりが有名ですが、それにちなんだモニュメントが市内にいろいろあります。阿波おどり会館の前には、編み笠の形をしたへんろ小屋(お遍路さんの休憩所)、そこから東南に十分足らず歩くと、阿波おどりからくり時計があります。残念ながら、その時間ではなかったので、見られませんでしたが、文字通り人形が阿波おどりを踊るというからくりになっているようです。
DSCN8863.JPGDSCN8864.JPG そこから五分程北東に歩くと、新町川に架かる両国橋に、阿波踊りのブロンズ像があります。
阿波踊りの整然とした統制のとれた踊りは見事で、見る者を楽しませ感動させてくれますが、実際、なまで見たことがないのは残念です。阿波踊りがいつごろから始まったのかはよくわかりませんが、江戸時代、徳島藩の時代にさかんになったと云われています。
 阿波踊りは俳句の季語としては秋に入っています。もっとも、「日本大歳時記」(講談社)には、「踊」として掲載されており、その中に「阿波踊り」も含まれています。俳諧では、「踊」と云えば、「盆踊」を意味しているので、秋の季語に入っているわけです。旧暦では、7月から9月は秋になるので、「踊」及び「阿波踊」も秋の季語に入っているのですが、ここのあたりが現代の季節感と異なるところで、季語のあり方を根本的に考え直さねばならない時期に来ているのではないかというのが私の持論です。自由律俳句というジャンルもありますが、そこでは季語も必要ありませんし、「五七五」という定型も無視しています。山頭火や尾崎放哉の自由律俳句は、気に入っていますし、大きな影響を受けました。
 「日本大歳時記」には、「阿波踊」を詠んだ俳句として次の作品が挙げられています。

 棒のごとし石のごとし夫の阿波踊り   加藤知世子

 「夫」とは、俳人として有名な加藤楸邨のことですが、東京生まれの人なので、踊り方がさまになっておらず、その様子をコミカルに詠んだものでしょう。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント